オタとしての時代をさかのぼる
私がNEWSファンになったのは2015年春の話
そう、ペーペーのファンである。
それ以前は2012年ころから嵐ファンであった
(そう、こちらもペーペー)
それこそ若かりし頃、キンキキッズがデビューし剛ファンだった時代もあるのだが、世の中はバンドブームだったり、アカペラブームだったり目まぐるしく、私も時代の流れによっていろんな物にハマリ、十数年前には声楽の勉強をしていた影響で、宝塚歌劇団にハマっていた。
大好きだったジェンヌさんが退団し、宝塚熱が落ち着き始めていた頃
東日本大震災で、地元がそこそこ被害にあい、泣いて暮らしていた時期
仕事にも恋愛にも疲れ、生きる事にすら疲れていた時期
そんな時私はジャニーズにハマった。
イケメンなのはもちろん、歌、演技、バラエティ
何でもこなすそのエンターテイナーとしての姿に一目ぼれしたのだ。
私はNEWS小山さんと学年が同じなので、ジャニーズJr.黄金期と呼ばれた時代と私の
青春時代はバッチリかぶっている。ジャニーズJr.が冠の番組が幾つもあり、タッキーがセンターで堂々歌い踊る姿は今でも頭に残っているくらい。それこそ嵐がまだまだJr.だった時代。
ぷっくり丸顔の松本潤
スーパーアイドルの相葉ちゃん
愛想のない二宮
(翔さんと智くんについては、ごめん記憶がほとんどない)
私は生田斗真のファンだったから(笑)
でも嵐がデビューするかしないかの時期、私たちの世代は空前のバンドブーム
GLAY、ラルクなどそうそうたるバンドが売れに売れ、ド田舎の私の地元でも周りこぞって楽器を買いバンドを組んだ。
アイドルという存在は明るすぎて、見ない存在になっていた。
それから数年、相変わらずのバンドブーム
そして、世の中にはアカペラブームが到来する
私もアカペラブームに便乗した
サングラスにファーを巻いた人間があまりにも私の中で大きな存在となった。
(今その人はサングラスもファーもしてないwww)
バンドやアカペラブームは田舎に住む我々にはハマりやすい要因だったと思う。
アイドルは大都市にしか来ない。でもこれらのグループは地方の小さい処を回ることも多く、幾度となく生で彼らを見ることが出来た。
その後、私は進学の為上京
東京という場所は刺激的で、都心の駅にいるだけで芸人やタレント、それなりに有名な人を見ることが出来た。芸能界という物が無駄に近くに感じる街だった。
そんな中、一人暮らしという辛さに徐々に蝕まれていき、音楽よりもお笑いに希望を求めるようになっていった事もある。
(当時はチュートリアルとかキンコンがバリバリ漫才やってた時代)
その後進学した声楽の世界で、先輩に勧められた舞台にどっぷりハマる。
東京にいると毎日でも舞台が見れる。凄い環境だ。
中でも宝塚。美しい男装の人々、しなやかなダンス、女性心をくすぐる演目
何だか根がロマンチストだったらしく、その背中がゾクゾクするような、歯が浮くような演目に完全にやられたのだ。
宝塚熱が数年続き、伯母まで宝塚にハマらせ、ハマるきっかけとなったジェンヌさんにつぎ込み続けた。(今となっては当時買ったグッツをどうしていいか解らないwww)
そして、2012年、ついにジャニーズオタが復活
忘れもしない。2012/6/8 『ひみつの嵐ちゃん』のシェアハウスのコーナーだ。
その場にいた『松本潤』にハマったのだ。
正直、元々濃い顔は苦手であの強気な発言も苦手だったのだが、その時の潤君は珍しく茶髪でサラサラヘヤー、家の設定の為白Tシャツという私のツボにドカンと入りこんだ。また、その場で国立のDVDが流れていて、その映像にくぎ付けになった。
大人であるが故に、翌日にはDVDを買い、家でむさぼるように見てしまった。
松本潤の濃い顔、イケイケの発言
全てにときめいてしまったのだ。
熱してしまうと異常なまでの探求心を出してしまう性格の為、昔昔の話から現代まで追いかけまくった。
そしてジャニオタであることを公言すると周りにジャニオタが溢れてくる。
エイター、パーナ、ハイフン等々
ありとあらゆるジャニオタが周りを取り巻き始めるから不思議
嵐ファンである時点で、ジャニーズにハマる要素は十分に持ち合わせている為
周りを取り巻くジャニファン達に『絶対コンサートの映像は見せるな!』とクギを刺していた。ハマる自身があったからwww
それから数年、嵐がハワイでコンサートをし、ちょっとついていくのに疑問を感じ始めていた頃。友人からNEWSのコンサートに一緒に行かないかと誘われた。
前年に嵐のコンサートに落選していたので、二つ返事で参加を決めた。
『NEWSのコンサート行くんだ~!』なんて陽気に話していると、別の友人に(この子は元ジャニオタ)『NEWSは手ぶりが多いから楽しみたいなら、DVD見て行きなよ!』と忠告を受けたのだ。
なるほどと思った。確かに嵐も手振りあるしな~って。
NEWSの曲は友人がカラオケで歌う曲くらいしか正直印象になかったから、勉強していくのは必要だなって一緒にコンサートに行く友人にDVDを借りた。
あれほどまでに拒んでいたのに、借りたのはハマるはずがないと思っていたからだと思う。元々私は手越が大嫌いだったからwwwハマ要素がないはずだと。
あのアイドルアイドルしてる感じがダメだったんだよね。
しかし借りたDVD『美しい恋にするよ』はあまりにも素敵過ぎた。
手越うんぬんではなく、私は小山慶一郎という人間に完全にやられた。
正直NEWSが解散の危機にあったとか、そんなのは全く知らなかった。
4人になったその時期は嵐熱が一番強い時期だったしな。
NEWSは山ピーがいるグループ、いつだったかタバコかなんかで問題にあがっていたなってそれぐらいの印象。4人のうち、手越(かろうじてテゴマス)しか知らなかったし、こんなに凄いアイドルのグループなんだって初めて気が付いたのだ。
あんなに泣くアイドルいるんだろうかって、あんなにファンをメンバーを愛する人いるだろうかって。何も知らないのに号泣していたのだ。
それからは早い。元々ドラマチックな物が好きなこともあるが、NEWSという存在があまりにドラマチック過ぎて、その物語を読むことに必死だった。
CDも借りて、コンサート『WHITE』に参戦。
ハマらないっていう選択肢はまるでなくなっていた。
小山慶一郎という人間
加藤シゲアキという人間
増田貴久という人間
手越祐也という人間
この4人が作り出す色をずっと見ていたいと思った。
元々友人がカラオケで歌っているのを聞いていて、曲は抜群にいいなって、正直嵐より全然いいなって思ってたwww
大野智の歌声は本当にピカイチだと思っているけど
それとは違う
体の底から出てくる力のある声を持っているのがNEWSだって。
あっという間に1年が経過した。
この間に嵐に会う機会もあったのだが、嵐への熱がNEWSを上回る事がなくなっているて自分でも驚いている。
嵐は山の様にテレビに出るし曲も出すし、見ない日はないくらい。
それでもNEWSへの愛が日に日に増しているのは
NEWSが超えてきた生き方が、私の全てを刺激して
私の事を支えてくれる存在だからだと思う。
DVDは何度みても泣ける。
これから先もきっと泣ける。
もう泣くために見てるかもしれない